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2018. 11. 05

酔っ払ってセンチメンタル

なじらね??

美容室を独立出店する時に顧客0の方がいい。なんてブログを読んでみて思い返してみました。

わたくしは顧客0出店だったわけでは無いのですが、まぁ出店計画が甘々でまぁ当初全然うまくいきませんでした。

言葉で書けば軽いようですが、文字通り
死にそうでした。

「損益分岐点」と言う言葉があります。

赤字と黒字の境目のことです。

色々条件は違うと思いますが、とりあえずは1人で仕事を始めるなら、自分が最低限生活できる給料的なものを含め、家賃、光熱費、材料費などの固定費、変動費を含め赤なのか黒なのかで、そのひと月が終わった後に減らせるのは自分の給料しかありません。

足りない分の生活費は貯蓄からまかなうわけですが

わたくしの場合、それが底をつき
もう貯蓄からは補填できない状態までなりました。
オープンして10 ヶ月くらいの事です。

今考えれば計画が甘々過ぎたせいです。
半年位で軌道に乗せないとやっぱり厳しいです。

幸いにして10 ヶ月目に「損益分岐点」をなんとか超えることができ、なんとか死なずに済みましたが、当時の知識ではもがき苦しむやり方さえわからなかったです。

今日読んだブログで何が良かったのか結論としては
「来てくださるお客様の有り難みをしれたこと」
と締められていました。
まさにわたくしもそれを痛感する時を過ごしました。

あの時が無ければ、わたくしは今よりもお客様を技術の対象としての認識しかなかったかもしれません。

多分雇われや、順風満帆な経営だとしたら一生知れなかったことかも知れません。
なかなかしんどい思いでしたが、勉強代としては高くはなかったのだと今は思います。

なんとなく、休み前に酔った勢いで書いてみました。

いらしてくれるお客様にありがとうの気持ちでもっともっといい髪を作って行きたいと思います。

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