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2018. 10. 23

週末に黒留の花嫁お母様の髪のセット

サクッと練習してみた↑

なじらね??

週末に黒留。花嫁お母様のセットを任されております。
花嫁さんにも、お母さんにも長年ご来店いただき、お世話になっている方です。

式の日取りが計画からかなり早いこともあって
ショートに切っていた普段から頑張って伸ばしてもまだ肩につくかどうかのボブくらい。

まぁなんでもいいということであれば
全く問題なくあげられる長さではありますけれど
任されているからには、会場で花嫁さんの次にきれいな髪型を狙っていきます。

いよいよ迫ってきた当日に向けて
いろいろと髪型のシュミレーションをしていまして
方向性は決まってきました。

そこで、皆様にも来るかもしれない
黒留袖や着物の髪型について
なんとなく書いてみます。

~着物でも体型をカバーしている~
最近は洋服で「体型をカバー」「スラっと見える」などが普通ですが
着物でも年代や体型に合わせてキレイに見える着せ方ってのがあるそうです。

簡単に言うと
襟の合わせの位置や帯の位置などが
若いほど高い
年齢を重ねるほど低い
ってのが定番らしいです。

私なりの解釈では
だからといって高めにすれば若くみえるのかというと
殆どの場合そうじゃない気がします。
洋装よりは和装ってのはなんとなく
年相応のキレイが和の心なのかと。。。

で、髪型は?というと
やはり、同じように年齢とともにボリュームポイントがさがって行くほうが
わたしとしては品が高く見えたりします。

自分が主役なら
踊りや芸事なら
高くてもいいかもしれませんがね。
クラブのママはめっちゃ高いイメージですw

で、ところが
今回のお客様はボブ。
低めに上げるのが難しいので
念入りにシュミレーションしているというところでございます。

ちなみに
夜会にする場合は右巻きか左巻きか?
これも特別、夜会はこうあるべき!!って資料は見つけられないんですが
横を向いた際
着物ってのは左襟が上に合わせるので、左から見たほうがキレイに見えるんだと思います。
だから右巻きのほうが
襟がキレイに見えたり、顔が見えやすくなったりって効果を考えると
右巻きのほうがいいのかなと言うのが個人的な印象です。
花嫁の母で言えば一大イベントのベールダウンは
左側を参列者に向けるほうが多い気がします。
だから、飾りかんざしも左かな。

個人的な考えですがご参考まで

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