なじらね？？

髪の毛ってもちろん遺伝子が持っている情報が伝わるんです。

髪質だったり、癖だったり、量や、色、男性型の薄毛なんかもそうなのはみなさんも知っての通りかと思います。

この中でも有名なのが
男性のハゲの遺伝子ですね？？

その、遺伝でハゲるかどうか？って母方に由来するって噂聞いたことありませんか？？
多分、男性陣には有名な都市伝説ですが
これにはちゃんとした理由があるんですね

女性と男性の染色体は
XXが女性で
XYが男性ですね。

男性のYっていうのは男性しか持っていないのもちろん父親から男の子に引き継ぎます。
で、このYって言う染色体って遺伝情報的にはスカスカで性別の決定くらいしか役割がない。。。というのが今の所の定説です。

よって、男性の遺伝ってのは母親からもらったX染色体によって殆どが決定されているんだとか。
ですから、男性型薄毛の遺伝子も母方から受け継いでいるということらしいのです。

ということで、男性型脱毛症は
母方の男性、つまりいちばん身近なのがおじいちゃんを見るといい。隔世遺伝とか言われる由来もこういった理由からかもしれません。

かと言って、遺伝だからと諦めるには早いと思います。

遺伝子は「ハゲることを決定している」わけではありません。
男性型脱毛症の原因となる、男性ホルモンに関わる物質やそれを受け取る受容体が敏感なのか多いのか
そういったのが遺伝によって決定されているわけで、ハゲやすい体質ではあるものの
抵抗や改善ができない時代ではありません。

男性ホルモンを適切に下げたり、受容を阻止したり
そういったことができるものがたくさんあります。

男性型脱毛症だけではありません。
ある程度のクセや、加齢によるうねり、パサツキ、クセ、薄毛。
このような悩みですら、遺伝と諦めるにはもったいなく、

適切な施術をしたり、アイテムを使ったり、生活習慣で改善したり、時にはお医者さんに相談したりとかで
相当改善する要素はあります。

まずは美容師として、美容室でできることはできる限り相談にのります。
ぜひ気軽にご相談ください。

ちなみに
父親が持つY染色体はカスみたいな遺伝情報しか持たないという研究結果には疑問が残ります。

我が家には二体のワタクシのYを受け取った生体がおりますが

生体NO.0(ワタクシ)です

生体NO.1(長男)です

生体NO.0(ワタクシ)です

生体NO.2(次男)です

生体NO.0(ワタクシ)です

生体NO.1(長男)です

生体NO.2(次男)です

髪の毛や、薄さ、おでこの形だけ取ってみると、父を受け継いでるとしか思えません。
ちなみに母はおでこが狭く、生え際の形はM字ではなく丸型です。

ワタクシのY染色体はだいぶ頑張ったということでしょうか？？

この謎は今後数十年かけて調査していきます！！