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2018. 01. 07

ハタチの頃

明日は成人の日ですね。

成人の皆様、おめでとうございます。

そうではないゆうに成人を過ぎた皆さん、ハタチの頃って覚えてますか?

私は15年前のことになります。

美容学校を卒業して美容室に就職する年の話です。

思い返してみても

ただ、生意気でした。

そして根拠のない自信と裏付けのないプライド。

すぐにでも初めて就職した店内で一番の技術を身につけると結構マジで思っていました。

浅はかでしたね。

店長、先輩すみませんでした。

そして技術こそが美容師だと思っていたのかは忘れましたが

とにかく接客が苦手で

全然お客様と会話ができませんでした。

と言うか、全員敵に思えていたくらいです。

どんだけ殺伐とした性格の人間だったのでしょうか???

私が異端なのかもしれませんが

でもハタチってこんなもんですよね??違うか?

でも考えはおかしくても

ベクトルの方向はきちんと向かっていたようで

店内で一番にすぐにでもなる→最速でスタイリストにならなくては→カリキュラムは速攻で終わらす→練習頑張る

って感じで練習してたんで

まぁ結構早めにスタイリストになることができましたしね。

でやっぱり、頑張ってると

先輩も仕事振ってくれたりね

お客様にも紹介してくれたりね

先輩の休みの日に担当任せてもらえたりね

ブログなんかまだメジャーな時代じゃなかったですが

夜のお店の明かりを気にしたお客様が練習の話を褒めてくれたりね

まぁ周りから認められると言うか認知されるようになってくるんですよね

そんでその頃には多少それなりには会話もできるようになって

敵ではなくて味方に見えるようになってきましたから。

私が誇張した練習に明け暮れた話をして

今の若い子にも「同じにしなさい!!俺が若い頃なんて〜」と言う武勇伝を聞かせたいわけではなく

ハタチの頃は『何もわからなかったのでなんでも出来た』と言う話です。

これから日本で一番でかい美容室にする!!ってはやっぱちょっと言えないでんですね。

なんだか、ちょっと知識ついちゃったもので。。。年とったもので。。。

うちのお店ではケントが丁度その年頃なんで

いろんなものに打ちのめされて世間を知って鼻をバキバキと折られる前に

背中や肩にいろんなものを背負い、いたるところが錆びついて身動きが鈍る前に

今目の前にあるものに若さに身を任せて取り組んでもらいたいなと思います。

ケントだけでなく

ホシちゃんやシミも時代も手伝ってまだまだ若い世代です。

縁側に腰据えて落ち着いてる場合でない!!

まだまだ走って行けるトコまで行ってもらいたいと思ってます。

そして私も。。。

とりあえず

動くためにもガソリンを補給しないと。

と言うわけで

明日はお休みです。

今晩も、エネルギー呑むとします。

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