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2018. 06. 19

遠回りをしながら、シャンプーのすすぎの時間を考えてみた

なじらね??

先日、ふと疑問に思ったこと

除菌抗菌が出来て、油汚れもすっきりさっぱりの洗剤を使っているのに食器洗いのスポンジはなぜ汚れるのか?

このことを、スタッフと奥さんに話したら、ふたりともポカーンとして

「そりゃ汚れるでしょうよ」的な答えが返ってきました。

いや、そりゃ汚れんのはもちろんわかってはいるんですが、問題はなぜ?ということ

というわけで、わたくしが敬愛してやまない先生にいろいろと質問をぶつけてみました。

OK、グーグル!!

まずは除菌抗菌と洗剤の関係

なんとなく簡単に言いますと

洗剤自体に除菌や殺菌の効果はあんまり期待できないようです。

除菌はよく流すことでされていて

例えば手を洗うときなんかは流水で流す15秒や30秒の時間が大切なようです。

つまり、菌も体積をもつ個体だから物理的に水で押し流しましょうよって感じなんだと思います。

ただ、手は指紋など凹凸も複雑で水を流しているだけでは菌も流れてくれないんで

石鹸を使って隅々まで菌を浮き上がらせてから水で流したほうが有効だと言うわけです。

また、油汚れやタンパク汚れも菌の餌となり菌の増殖を助けてしまうのでその面でも石鹸が有効のようです。

で、除菌や抗菌をうたう食器洗剤であろうがこれに変わりはないようです。

つまり泡で汚れや菌を浮き上がらせ、こすることでよりその効果を高め、きれいに流すことで除菌が成立する(場に菌がいなくなる)というわけです。

もし、食べかすや、油、沈着物が残っていれば菌が増えやすい環境だし、またその後の水切りや乾かしも重要だそうです。

もし、そういったものが残っていなければ洗剤を使おうが使わなかろうが除菌率はさほど変わらないってことになるんだと、わたくし調べでは把握しました。

ですから、スポンジは目の細かい穴だらけの存在ですからね、十分に洗剤が染み込んでいても菌が繁殖しやすい環境なんでしょうね。

汚れもそれと同じで溜まっていくのだと思いました。

もし、殺菌をしたいのであれば、漂白剤か煮沸らしいですよ。

まぁわたくしは別に潔癖症ではないので、そこまで菌を気にして生きてはいません。

ただ単純に疑問に思えたから調べたわけです。

ですが、これ、考えてみたらシャンプーと全く同じ話でした。

髪や頭皮もいわばスポンジと同じく簡単にすすげるような状態ではありませんね。

かなり密集した凹凸なので、流すだけではなかなか汚れも落ちきりません

ですので洗剤を使うわけですが、つけたからと言って完了ではなく

角質や油汚れを複雑な凹凸から浮き上がらせなくてはなりません

ですから、肌を傷つけない程度にしっかりとこする必要があるんですね。

よく聞く「すすぎが大切」というのも浮かせたら流さないとどっかに引っかかって残っちゃうからなんでしょう。多分。。。

結局は手洗いも、シャンプーも、食器洗いも洗剤を使ってよくこすったあとに超しっかり流す。

これに尽きるようです。

長々と、話を書きましたが

匂いや汚れ、油のベタつきなど食器だろうが頭皮だろうが気になる方

洗剤をどうのこうのするよりも先に

流しの時間を増やしてみてください。

手を流す時間はハッピーバースデイを2回歌うと良いらしいんですよ。

頭を流すときは

マリリンモンローでハッピーバースデイを3回歌うことにしましょうか。

あんまりおっきい声で歌わないでくださいね

「おとうさ〜〜ん!!お母さんがお風呂で変な歌うたってる〜〜〜!!!!」
「プレジデントってだれ〜〜〜!!???」

ってことになりますから。

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