menuclose

2017. 05. 23

「道具」って

弘法も・・・ってやつかな??

なじらね??

いつ頃からかはわかりませんが

仕事で手に持つ道具たちに対する考え方が変わってきました

「道具は手の延長」

いまはもうすっかりそう思えるようになりました。

例えばハサミ

シザーハンズでもない限り指で髪の毛は切れないので

代わりにハサミを握ります

ここで意識の深い部分での話なのか

六感的な感覚の話なのか

そこまで言葉にはできませんが

道具として使ってる時とは違って

優しく切ったり、強く切ったり、柔らかく切ったり、硬く切ったり

刃先に重心を感じたり、その下だったり、中間だったり、根本に重心感じたり。

自分の手の場合、動かさなくて触らなくても

一つ一つの指に意識を持っていくことも可能だと思うのですが

ハサミという道具を持っていてもそういう感覚が持てるようになりました

これは、コーム(クシ)、カラーブラシでも同じです。

指で梳かすよりコームで梳かした方が綺麗に梳かせるのでコームを使いますが

指の延長だと思っているとより繊細なコーミングシェープができます

ブラシも同じく、指先の方が圧倒的に繊細に動きますが

意識をブラシの先が指のような感覚になれば同じような繊細な作業ができます
 
 
いつしからかこういう意識になってからは

スタッフの指導の時に必ず「道具は指の延長だからね」と初めから教えるようになりました
 
 
 
 
先日、シミのカットの練習を見ていたんですね

んでちょっと手直しするところを見ていてもらおうと

仕上げ終わってから、アドバイスして

んで、代わりに修正したんですよ

わたくしはシザーケース外していたんで

シミのハサミ借りてね

したら・・・

・・・

・・・

・・・

ごっそり指切りました(爆)

右手でハサミ持ってるのに

右手切りました(謎爆)

借り物のハサミにはわたくしの神経は通っていなかったようです(爆)

 
やっぱり道具って大切ですよ

ハサミ一個でなんでもできる人ももちろんすごいと思いますが

最小限数点のハサミを使い分けてればもっとできるかもしれないわけですし

習得が簡単だったかもしれないわけですから

ブローブラシ一つ

一個しか使えないのは

こだわりというか

自分の不器用さを隠すためじゃなくて??

いろいろなブラシを試す手間を惜しんでるんじゃなくて??

もっとお客様を綺麗にできる道具があるかもしれないのに??

一個しか使わないの?使えないの?使わなくても済む凄腕なの??
 
 
 
 

上の話と

下の話は

完全に矛盾しておりますが(爆)

技術って手先だけのテクニックでなくて

体、足、目

そして体から離れて

「道具」なども含め

技術を大切に求めていきたいなと思います。

ちなみにごっそり指切ったのは

右手人差し指です。

特に美容業務には支障がございません。

このブログのタイピングや

箸を持つ、ペンを持つなどの日常生活の方が被害甚大です(爆)

気をつけます・・・(テヘペロ)

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